2006年08月14日

HPのプリンタ

 最近のプリンタはとても安価だが、微妙にメーカーによって傾向が違う。EPSONは年賀状やデジカメでの清書に強く美麗、HPは普通紙などで気軽に使える文房具、Canonはその中間といったところか。

 ちなみに私は昔からHP派で、印刷速度の実スペックだけではなく、起動とか最初の印刷ジョブの動作とか、概して動作が非常に軽快なのが気に入っている。普通紙を使っているとまさに文房具感覚。日本のユーザーはEPSON・Canonの二択で考える人が多いが、この良さは使ってみないと分からないので推薦したいところ。紙詰まりなども少なく動作も安定感がある。ちなみに会社で使用している同社製のページプリンタも耐久性をウリにしている。実際多数使っているキャノン製各機種などと比較してトラブル皆無なので、日本でももう少し売れてもいいようには思う。

 ただ今回、自宅で昨年購入たPhotosmart2610でトラブルに見舞われた。黒インクのカートリッジが認識されないという。夏コミ前後でのトラブルだったから焦る焦る(笑)公式サポートサイトの情報などで確認し、本体との接点部を清掃したが駄目。まぁ、詰め替えなどにトライしたので悪影響が出たのかもしれない。

 カスタマーサポートとの電話のやり取りの結果では、本体に問題があるとの結論。それで修理を依頼しようとしたのだが、実は修理というものは存在せず、メーカー再生品との交換だけらしい。保証期間を過ぎているので\12,600かかるという。買った値段の半額弱か・・・・・別途HP直販価格の25%引きの値段で同社の任意のプリンタを買うという選択も示してくれた。一瞬考えたが、今回は見送り。FAX付きモデルが欲しいのだが、現状だとオフィスモデルになってしまい、微妙に好きな機種がないということもあった。販売店の延長保証などが有効ならそれで対応できるような事も言っていたが入っていなかったのでとんだ出費となった。

 何でも国内に修理できる人間がいないらしい。だからこうなるようなのだが、ただプリンタの値段そのものはやたら安価なのでこんなものかと思わなくもない。またこのHP社のは極端としても、国内の他社でも修理費用は概して高いような話を聞く。もっともHP社の場合トラブルの内容に関わらず同じ値段なのはどうかと思うし、修理の内容によっては安くてもいいとは思うが、切り分け自体に費用がかかるというイメージなのだろう。

 何かと安いのはいい時代が、修理が追いつかないのは止むを得ないところか。
posted by 夏のこたつ at 15:24| Comment(38) | TrackBack(0) | 日記、時事一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月10日

ゼロの使い魔

 そこは異世界ハルケギニア。中世ヨーロッパのように貴族と平民がいる世界。科学の代わりに魔法が重んじられる世界。使える者が貴族でそうでないものが平民。そこに現代の日本から、ヒロインの使い魔として一人の少年が召喚される。冒険と恋愛のドラマが開幕する。
 こう書くと、嫌というほど世の中にある、コピーのコピーでしかない、ありふれた愚にもつかないお話の一つにしか思えない。だがしかし、明らかに魂の吹き込まれたキャラクターがそこに存在し、それぞれの人生を生きている。こんな不思議な感覚を味わったのは久しぶりだ。

 この作品、アニメ化されて話題になっているが、原作は8巻まで刊行されているライトノベルでストーリーはかなり進んでいる。確かにギャルゲーもどきの内容であると言えるのだろう。しょうもないエピソードも充分に含まれている。だがしかし、巻を追うごとにストーリーは意外にもシリアスになる。一部内容に触れないわけにもいかないので、これから原作を読むという人は以下は見ないほうがいいかもしれない。

 この作品の魅力の一つはヒロインのルイズ。

「わたしは貴族よ。魔法が使える者を、貴族と呼ぶんじゃないわ。敵に後ろを見せない者を、貴族と呼ぶのよ!」

 貴族出身である誇り高さ、魔法がうまく使えないといつもバカにされている事からくるコンプレックス、しかしそれにも関わらず信念を持った行動。強気だが繊細な部分を持ち、やたら嫉妬深い。ドタバタの描写が多いにも関わらず、彼女と主人公の絆が深まっていく様子は手応えがある。全然違うストーリーだが「めぞん一刻」を思い出した。似てるところはと言えば、主人公が女性の誘惑に弱くヒロインが嫉妬深いところだろうか(笑)シャナのようなツンデレの面も充分にあるのは、時代の要請か(笑)

 しかしながらこの作品、最初の掴みとはかなり違って、それほどライトな感覚のものではない。読者サービスというか、お色気のシーンはやり過ぎの部分もあるが、妙に全体のストーリーにはまっている。キスシーンなどは頻発するのだが、不思議と浮き上がった印象が無い。そして本筋のストーリーは戦争というものが色濃く関わってくる。主人公とヒロインは何度と無く生命の危機に遭遇することになる。そもそも世界観として「スレイヤーズ」のように人が死ぬこと自体はそれほど珍しくないという、やや厳しい社会の様相を設定しているのだが、これも結果的に不意を突かれる形となった。

 だからだろうか、登場する人物は皆懸命に生きており、その言動に実感がある。サブキャラは実に魅力的な人が多い。

身分を隠しての奇妙なアルバイト、でも酒場で人を見る目を鍛えた面々には丸分かり。
「ここにいる子は、それなりにワケあり。だから安心して・・・・」

友情を育んだキュルケとタバサの絆。
「ねえ、シャルロット。この『微熱』が全部暖めて溶かしてあげる。だから安心してゆっくりおやすみなさい」

王女アンリエッタの苦悩。
「教えてください。わたくしは・・・・どうすればよいのですか?せめて己の手で喉でもかききれば、この罪は消えるのですか?」

モンモランシーの決意。
「わたしの周りに悲しみがあるのは許せない。あるなら、癒さなくっちゃ気がすまない」

 原作者は歴史に該博なようだ。いくつかのポイントでセリフや構成がうまく決まっている。この手のライトノベルでも基礎教養の差が出るのであろうか。ルイズも歴史上の人物をモデルにしたという。

 そしてアニメのほうだが、率直に言うと、このストーリーをそのまま忠実にというのは難しいだろう。かなり細部の調整が必要と思われる。実際、今までのエピソードでも再構成に頭を使っているフシがある。例えばシェスタが主人公に惹かれる理由として、貴族の下から取り返すようなエピソードを加えている。原作では唐突だし、やや大胆に過ぎる面もある。また細かいセリフだが、ゴーレムを召喚した敵方のキャラが「踏み潰して・・・・」などと表現する部分を穏やかにしている。そして原作1巻のラストになった6話の次の回は、ずっと先のやや独立したエピソードを先に入れている。やや刺激の薄い主人公とヒロインの成長物語にしようかという意図を感じる。戦争の描写もかなり押さえ込むかもしれない。

 原作8巻などは、ありきたりで読めるストーリーなのだがとても良い。ヒロインの主人公への思いが実感を持って描写されている。これほどの純愛ストーリーになるとは予想もつかなかった。恐らくアニメが2クールであればこの部分にめとめを持ってくるのだろうが、どのようにひねってくるか楽しみでもあるし心配だ。下手をするととにかく原作だけ読んでおけという結果になりかねない。ちゃんとエッセンスを生かして欲しいところだ。
posted by 夏のこたつ at 03:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記、時事一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月22日

Core 2 Duo マザー選び

使用中のメインマシンのリプレースを計画中。ちょうどAnandtechの比較レポートがあったので参照。ASUSはAMDプラットフォームでは微妙だし、安いランクのものが品質の割に妙に割高だったりするが、intelプラットフォームの上のほうは高いが大外れが比較的少ないので検討対象にしている。今回の比較記事のラストページにもあるように、比較的出来はいいようだ。検討中。

最近の自作ユーザーはAMD環境に流れる人が多いようだが、久々に大量に戻ってくる印象がある。AMD側のチップセットがnVIDIAとATIに集約されつつあるので、VIAやSiS使いの人も吸収するような印象。初心者が普通に安定して使えるというのも大事かもしれない。

後さらにサブマシン用に目を付けているのはこれだが、さすがに見送りかな。最近はASUSやGIGABYTE、MSIといった大手が微妙で、DFIやAlbatron、AsrockやBiostarが人気の感あり。ブランドが値段にも反映されてる印象。ASUSとか部品のコンデンサは安物が多かったりするのだが。今回はDFIとかでもいいかな?
posted by 夏のこたつ at 01:20| Comment(7) | TrackBack(0) | 自作PC | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月11日

星野金属不渡り、倒産か

 一世を風靡したPC系の企業は、潰れる時はあっという間だ。今回星野金属が不渡りを出したと報じられている。確かに最近評判がいいとは言えなかったが、比較的高値で製品をリリースし続けており、一定数の信者を獲得して手堅く利益を上げ、うまくやっていたのかと思っていた。
 考えてみると国内生産という時点である程度価格は高くなってしまうし、なかなかそううまくはいかないのかもしれない。何かこの種の製品の生産ラインを持ち、副業のような形で生産コストを低下させないと難しいのだろう。私自身はもう少しC/Pが良ければと手を出さなかったのだが、他の企業の刺激になってよかったという面もある。そっけないアイボリーばかりのケースが氾濫していた時期にデザインにも力を入れた企業として意味はあったのだろう。

 今個人的に贔屓しているのは米Antec社である。いくつか買ったが概して好印象だ。残念ながら生産中止になったが、P-160は2台所持している。各種ドライブの収容台数も充分であるし、今は珍しくなってきたマザーのベースが取り出せるタイプでもある。大型CPUクーラーの取り付けなどには便利だ。今は米国でも側面が透明なタイプしか売っていないようだ。また他のケースにおいては同じAntec社の電源が付属してくるということもあり、総合的に見てC/Pは高いと思う。Sonataなどはもう少し売れても良かったろう。会社で使っているがなかなか便利だ。なお、この会社は青いLEDが目立つが、コードを抜くだけで簡単にOFFにすることが出来る。

 BTXへの移行はなかなか進まないと思うが、ベアボーンがこれに移行すると面白いだろう。picoBTX、nanoBTXが出たら、母親用に仕立ててみようかなと思う。そういう時期にマザーとデザイン重視のケースが出回り、自由に組み上げられたら楽しいのだが。
posted by 夏のこたつ at 21:20| Comment(1) | TrackBack(2) | 自作PC | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月08日

デスノート 第12巻

 ストーリー的には最終巻となる12巻が発売された。正直、第二部になってからはややカリスマ性が薄れたかという趣もあったが、最後はさすがに盛り上がった。軽く感想を書いてみたい。

 トラックバックしたまちばりさんの所の感想と私も大差ないのだが、そもそもこの作品をどのようなものと期待していたかによって、人による感想の違いが出てくるのだと思う。amazonのレビューを見ていると「下人の行方は、誰も知らない」というラストを期待していた人の意見があった。それは文学作品などを読み慣れた人にはむしろ良くある感想かもしれない。しかしこの作品、良くも悪くも主人公の存在感が強烈なだけに、達観した叙事詩的な描写は無理だったのではないかと感じる。

 このコミックの全体構成でうまいなと思ったのは、悪の魅力とでもいうものをうまく描いていたことに加え、それを客観的に面白がるだけでなく主人公にそれなりの感情移入をさせるだけの仕掛けを良く成立させていたことだろう。トリックの鮮やかさなどは大まかに言ってエンターテイメントのためのメインディッシュというより大掛かりな演出というのが近いかもしれない。

 そうした中での父の死は、読者に一種の罪悪感を記憶させるための適切な布石だったろう。12巻のラストに向けた気迫の描写は、読者もまた共有していた主人公の罪を、死の恐怖に直面させることにより購わせたという意味で価値がある。行動に一定の倫理を主張するのであれば、常に交換可能性という側面が担保されていないといけないからだ。

 社会全体の現実解、結果としての人道性という意味で、戦争などによる専制政治の政権交代に例える向きもあるが、ここでは該当しないだろう。なぜなら、新世界の神は交換可能性に晒されておらず、永続的なものだからだ。むしろ、国内で腐敗が指摘される官僚の例を取ると分かりやすい。民主主義国ですらこの有様だが、専制政治の体制だと君側の奸状態で永続してしまう。その意味で、より個別的な「人が人を殺す」ことに悪という単純な罪に帰着するのは、むしろ総合的に見ての正義が成立しなかった故に、正しいのだ。

 もっと大きなテーマ性を求めていた人もいるが、そうならないことはむしろ連載の早期から暗示されていた。最後のやや宗教的ともいえる描写を見ても、社会より人間の内面にスポットが当たっていたことは明白だった。

 読者の心に強い波紋を巻き起こしたという意味で、一瞬の光芒のように儚く忘れられるかもしれないこの作品は、むしろそれ故に価値があったと言えるだろう。昔からジャンプにはしばしばそういう連載が見られるような気がする。


posted by 夏のこたつ at 00:59| Comment(1) | TrackBack(1) | アニメ・コミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月04日

東京ディズニーシー

 自分の勤めている会社は誕生日が休暇になるので、貴重な空いている平日に行けるという事で母親を案内がてら訪問してみた。ざっくりと感想。

 ここは東京ディズニーランドと違ってキャラクター性を強く押し出している印象は薄い。むしろディズニーテイストを下敷きにしながらもやや異国情緒的な部分を織り交ぜながら(アメリカ、イタリア、メキシコ、アラビア風な場所を各地に用意)のんびり散歩や軽めのアトラクション、食事を楽しむ場所という印象が強い。その点、少しハウステンボスに近い印象もある。もっともあちらは基本コンセプトがより成人男女に限定したものになっているが。

 それでもアトラクション自体は小ネタが効いている。例えばこのアクアトピアなどは全く持って何というものでもない。単に小型の乗り物に乗ってたまに予測不能の動きをしながら戻ってくるだけだ。でも単純に面白い。当日は空いていたので一度終えた子供がもう一度乗る風景を目にした。概して発想が斬新というよりは完成度を高める方向に注力している印象がある。日本の工業製品みたいなものだろうか。海底2万マイルも、入り口からして(行列を収容するのと兼ねて)演出的になっており、楽しませる工夫をしている。冷笑主義的に反応するなら大したこと無いと言えないことも無いが、ただそれを言うとテーマパークに行くこと自体が無意味だろう。

 苦言を呈したいところがある。バリアフリーが直感的に分かり辛い部分がある。エレベータの類はあるはずだがすぐに分からない設計になっている。例えば楽に移動するためのレールウェイは、直感的に分かるのは階段を登るだけだ。若者向けだから実質的に需要は少ないかもしれないが、ファミリーでの来場もそれなりにあるだろう。祖父母と来場ということも充分あるのではないか。その意味では入り口から最奥部のロストリバーデルタやアラビアンコーストへの交通アクセスが悪いのも良くない。ロストリバーデルタなどには蒸気船もあるが無茶なことに閉場するはるか以前に運行が停止している。となれば、せめて会場の中心近いところに待ち合わせなどに便利なポイントを設置しておくべきだろう。カフェやショップ、シアター施設を多めに配置しておくだけでも用は足りたのではないか。

 ショー自体の水準は比較的高い。かなり基礎的な鍛錬がされているという印象だ。どう動けば良いかというのは間違いなく科学的に追及されている。アドリブもうまい。さすがに一流の芸人といったところか。残念ながらちょうど今日で終わったアンコール!だが、この手のショーでは一番良かったかもしれない。名曲が多かったこともあるが、歌手はどこから引っ張って来たのだろうか。「サマータイム」などがいきなり入ってびっくりした。

 食事、これはそれほど色々な店を利用したわけではないが、概して水準が高かった。唯一のバイキング形式であるセイクリングデイ・ブッフェは、この手の店としては極めてまともな部類。他店の値段も安くない関係もあり、C/Pは高い。空いている時ならぜひ利用しよう。ミゲルス・エルドラド・キャンティーナも、料理もファーストフード的に用意しているのでそれほど期待はしていなかったが味は水準以上だった。概して食事に関しては良心的でいいかもしれない。絶対的な価格は高目かもしれないが、それはテーマパークの常であるので。
 ただ、各所にあるスタンド類の開店時間が短すぎる。朝来たときにレストランが開いてないのは仕方ない以上、朝食を抜いて急いできたような人のために何かをすっと買えるように橋のたもとのような場所で営業していてもいいのではないだろうか。また夜の閉店も早い。この手のスタンドは開けておくこと自体に経費が多くかかるわけではないと思う。そこに明かりがある程度の事でもある種の演出でもあるので、維持しておいたほうがいいのではないか。それが例え無理でも、公式ページに1週間以内の営業時間の予定ぐらい記述したほうが良いだろう。

 グッズ類の販売に関しては比較的好感を覚えた。ショップが目立ちすぎず溶け込んでいて、場所自体も分かるようになっている。売っているものもその場での雰囲気を伝えるようなもので、多分持って帰って冷静になると有難味がないものであろうが、その場ではそれなりに魅力を感じるようになっている。もう少しで無意味に買い物を重ねるところだった。商売とはいえ、なかなかバランスがいい。

 東京ディズニーランドと比較すると強力さは一段落ちだが、もう少しゆっくりと過ごすにはなかなかいい場所だろう。そういう意味でも、極力空いている平日に行くような場所かもしれない。今回オープン前だったタワーオブテラー、これが動き出したら訪問してみてはどうだろうか。
posted by 夏のこたつ at 22:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記、時事一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月27日

チップセット内蔵オンボードRAIDのパフォーマンス

 最近はチップセット内蔵のS-ATAインターフェイスを使ってRAID構成している人も多いと思うが、パフォーマンス等に関しては案外情報が出回って無い気がする。備忘録のメモとしてここを書いておこう。一番下にあるメニューから各ページにも飛べる。

 これを見ると、RAID5をやる気はさすがに無くなる。またnForce4が結構優秀なのも分かる。(実際自分も使っているがストレージ関係は強い)高価なカードはそれなりに意味があるということか。
posted by 夏のこたつ at 01:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 自作PC | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

XBOX360とゲーム業界の現状

 まぁ、販売台数としてはかくのごとし。しかし、このゲーム機は歴代様々な機種を買ってきた私も屈指に気に入っている筋の良い機種だ。様々な理由でこうなっているのだが、ただそれは多くのゲーマーにとっていささか不幸な現実でもある。

 私はFCとかSFCを結局買わなかった、いわゆる非アクションのメディア系ゲームユーザーである。今にして思えばSFCでRPGを楽しめばよかったのだろうが、まぁ、PCゲームからの流れで来ているので業界的にはやや年齢層が高いソフトを好んでいたという関係もある。リバーヒルソフトの推理ADVとか随分楽しませてもらった。「琥珀色の遺言」とか「黄金の羅針盤」を覚えている人はいないだろうか。あの流れはゲーム業界的に断ち切られてしまったようだ。J.BハロルドシリーズはBlue Chicago Bluesで動画の導入などを試みるという意欲的なこともしていて、そのソフト自体は大変出来が良かったのだが、販売本数的には苦しかったようだ。

 結局ゲームソフトを作るときには、ゲームソフト内での競合もあるが、それ以前に他メディアとの競合という側面から規定されてしまう。ストーリーや演出で感銘を与えるようなものはそもそも小説や映画に及ばない。例えばこの例だと、推理小説ファンの一定数をしっかり捕まえるまで成熟しきれず市場がしぼんでしまったと言えるだろう。

 その意味でRPGが「残った」のは理由もある。いわゆる感情移入システムとしてのADV型RPGは直接代替するようなメディアが無い。幻想水滸伝2など典型だが、良く出来た一部のソフトはユーザーを洗脳していくロジックが数十時間に渡ってうまい具合に仕組みが出来ている。ADVジャンルがアクション性のあるものを残して吸収されてしまったとも言える。

 ただ、作品のテイストとしてはアニメ調のものに限定されてしまっている。これは競合の論理からして仕方が無い。優れた映画や小説には勝てないとしても、相手がアニメなら多くはどうしようもない代物だし、優れた作品と比較してもそこそこの勝ち目はあるわけだ。レイアースなどはゲームのほうがまともなストーリーだった(笑)ちなみに舞-HIMEもそうだという噂があって、今度自分でも確かめてみようと思うが。

 様々な理由で業界には閉塞感があるのだが、新ハードの登場はある程度のきっかけになる。XBOX360の意味は、常時オンラインで接続されていることを前提とする実質的に初めてのゲームだということだ。例えばeM、ちなみにローンチ近い時期にこれほどの規模のRPGが発売されたということ自体が驚きなのだが、この手のRPGでは達成度が全てポイント制でXBOX Liveとシームレスに繋がっている。中ボス倒すたびにゲームクリアの実績ロックが解除されていく。ポイントが加算されていってLiveに流用可能、ゲーム中のミニゲームなども対戦可能になっている。小技だがかなり頭がいい。ギャルゲーの類ならシナリオのシームレスな加筆修正などと組み合わせられるし、実に筋の良いゲーム機なのだ。そして当然の事実であるが、画質と音質が基本的に良好だ。私がその存在を有難く思った、4機種目のプラットフォームになる。(ちなみに残りはPC-Engine Duo、初代Playstation、Saturn)

 この機種、自分の興味のあるソフトが発売されると聞いたら、途端に光輝いて見えると思う。例えばこのカルドセプトサーガなど典型だ。熱狂的なファンを持つシリーズだが、このソフトとの相性は抜群に良いだろう。こうやって少しずつユーザーを釣っていくことで地道に勢力を拡大して欲しいものだ。
posted by 夏のこたつ at 00:02| Comment(3) | TrackBack(0) | コンシューマゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月26日

intel 新Xeon

 Coreアーキテクチャシリーズとしては来月出てくるConroeが期待されていて、久々の大物なので私も楽しみにしている。875/865チップセットと一緒に出てきたFSB800MHzのNorthwood登場を思わせる。これだけの性能ジャンプの機会はあまり無い。

 Xeonに関しては家庭内PCのユーザーとしてはあまり縁が無いと思っていたのだが、この記事。安い、安いぞ(笑)特にハイエンドクラスのCPUの価格設定がどうにも理解できない。15万近くまで値を上げても充分だと思うのだが。

 何しろAMD陣営はチップセットに苦しんでいて、Opteronそのものの性能は良くてもこんな具合に客が逃げたりしている。まぁnForceが悪いだけではあるのだが、VIAやSiSあたりへの支援が甘かったのかもしれない。チップセットのシェアがAMD陣営だけの話としてもこうなっているのは、昔からの自作ユーザーとしては感慨深いものがある。といってもVIAに対して思い入れは無いが・・・・

 ATIがサウスをまともに作ってくれたらチップセットも使ってみたくはある。Rage Pro以来の古いユーザーだが、ビデオカードには満足し続けていたので。
posted by 夏のこたつ at 23:35| Comment(2) | TrackBack(0) | 自作PC | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月22日

Vista ハードウェア評価

Vistaには評価ツールが準備されていた。32bit版ではこんな具合。

数値が大きいほうが良いはずだが、CPUが低めなのはDualコアでないからか。
Conroeマシンでどの程度いくか後ほど試すかな?
ビデオカードもRADEON1700待ちのつもりだったがどうするか。

performance.JPG
posted by 夏のこたつ at 00:02| Comment(1) | TrackBack(0) | 自作PC | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。