自分の勤めている会社は誕生日が休暇になるので、貴重な空いている平日に行けるという事で母親を案内がてら訪問してみた。ざっくりと感想。
ここは東京ディズニーランドと違ってキャラクター性を強く押し出している印象は薄い。むしろディズニーテイストを下敷きにしながらもやや異国情緒的な部分を織り交ぜながら(アメリカ、イタリア、メキシコ、アラビア風な場所を各地に用意)のんびり散歩や軽めのアトラクション、食事を楽しむ場所という印象が強い。その点、少しハウステンボスに近い印象もある。もっともあちらは基本コンセプトがより成人男女に限定したものになっているが。
それでもアトラクション自体は小ネタが効いている。例えばこの
アクアトピアなどは全く持って何というものでもない。単に小型の乗り物に乗ってたまに予測不能の動きをしながら戻ってくるだけだ。でも単純に面白い。当日は空いていたので一度終えた子供がもう一度乗る風景を目にした。概して発想が斬新というよりは完成度を高める方向に注力している印象がある。日本の工業製品みたいなものだろうか。
海底2万マイルも、入り口からして(行列を収容するのと兼ねて)演出的になっており、楽しませる工夫をしている。冷笑主義的に反応するなら大したこと無いと言えないことも無いが、ただそれを言うとテーマパークに行くこと自体が無意味だろう。
苦言を呈したいところがある。バリアフリーが直感的に分かり辛い部分がある。エレベータの類はあるはずだがすぐに分からない設計になっている。例えば楽に移動するためのレールウェイは、直感的に分かるのは階段を登るだけだ。若者向けだから実質的に需要は少ないかもしれないが、ファミリーでの来場もそれなりにあるだろう。祖父母と来場ということも充分あるのではないか。その意味では入り口から最奥部のロストリバーデルタやアラビアンコーストへの交通アクセスが悪いのも良くない。ロストリバーデルタなどには蒸気船もあるが無茶なことに閉場するはるか以前に運行が停止している。となれば、せめて会場の中心近いところに待ち合わせなどに便利なポイントを設置しておくべきだろう。カフェやショップ、シアター施設を多めに配置しておくだけでも用は足りたのではないか。
ショー自体の水準は比較的高い。かなり基礎的な鍛錬がされているという印象だ。どう動けば良いかというのは間違いなく科学的に追及されている。アドリブもうまい。さすがに一流の芸人といったところか。残念ながらちょうど今日で終わった
アンコール!だが、この手のショーでは一番良かったかもしれない。名曲が多かったこともあるが、歌手はどこから引っ張って来たのだろうか。「サマータイム」などがいきなり入ってびっくりした。
食事、これはそれほど色々な店を利用したわけではないが、概して水準が高かった。唯一のバイキング形式である
セイクリングデイ・ブッフェは、この手の店としては極めてまともな部類。他店の値段も安くない関係もあり、C/Pは高い。空いている時ならぜひ利用しよう。
ミゲルス・エルドラド・キャンティーナも、料理もファーストフード的に用意しているのでそれほど期待はしていなかったが味は水準以上だった。概して食事に関しては良心的でいいかもしれない。絶対的な価格は高目かもしれないが、それはテーマパークの常であるので。
ただ、各所にあるスタンド類の開店時間が短すぎる。朝来たときにレストランが開いてないのは仕方ない以上、朝食を抜いて急いできたような人のために何かをすっと買えるように橋のたもとのような場所で営業していてもいいのではないだろうか。また夜の閉店も早い。この手のスタンドは開けておくこと自体に経費が多くかかるわけではないと思う。そこに明かりがある程度の事でもある種の演出でもあるので、維持しておいたほうがいいのではないか。それが例え無理でも、公式ページに1週間以内の営業時間の予定ぐらい記述したほうが良いだろう。
グッズ類の販売に関しては比較的好感を覚えた。ショップが目立ちすぎず溶け込んでいて、場所自体も分かるようになっている。売っているものもその場での雰囲気を伝えるようなもので、多分持って帰って冷静になると有難味がないものであろうが、その場ではそれなりに魅力を感じるようになっている。もう少しで無意味に買い物を重ねるところだった。商売とはいえ、なかなかバランスがいい。
東京ディズニーランドと比較すると強力さは一段落ちだが、もう少しゆっくりと過ごすにはなかなかいい場所だろう。そういう意味でも、極力空いている平日に行くような場所かもしれない。今回オープン前だったタワーオブテラー、これが動き出したら訪問してみてはどうだろうか。
posted by 夏のこたつ at 22:17|
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